こんにちは、あざらっしゅです。
本日はフリー雀荘のマナーについての話です。

「初めてフリー雀荘行くけど、マナーで失敗したくない…」

「セットは打ったことあるけどフリーは初めてでマナー面が不安…」
という方にオススメの記事です(*’ω’*)
お話の前に簡単に自己紹介をします。私は19歳からマーチャオでスタッフとして2年半勤めて、その後は都内ピン東風の店で1年間メンバーとして勤めていました。本走成績はマーチャオが5000ゲーム平均順位2.4、ピン東風が5000ゲーム平均順位2.45でした。
ではでは話していきますー
「フリー」と「セット」の違い
「フリー麻雀とセット麻雀の違いとは何か?」

一番大きな違いは麻雀を打つ相手が、友達か全然知らない人かという点だろう。そもそも麻雀というのは自身の”プライド”というとても大事なものをかけて行う知的スポーツだ(ここで言う”プライド”が何かは、聡明な読者諸兄は察しがついているだろう)
当然、どんなスポーツにもルール、マナーというものは存在する。セットではOKな行為が、フリーではNGなこともある。この記事では「フリー麻雀」のマナーについて解説していこう。

「なんだか覚えることがいっぱいあって難しそう…」

とりあえず守ってほしいのは、最初に「フリー初めてです」って伝えることと、下のマナーの最重要項目の部分だけ!
マーチャオのマナー
【最重要項目】
・先ヅモは絶対にしないでください
「先ヅモ」とは上家の人の打牌が完了する前にツモる行為。もし上家が切った牌に鳴きが入った場合、誰が何をツモるか自分だけ知ることが出来てしまう。それは「フェアプレーの精神」に反する。
・発声は必ず卓内の皆様に聞こえる声ではっきりお願いします
発声した・してないでトラブルに発展することもある(特にリーチ発声時)過度に大きな声を出す必要はないが、同卓者が聞き取れるくらいの声量は出すべき。
・フェアプレーの精神でお願いします
フェアプレーの精神に反する行為というものは、故意のチョンボなどが該当する。大三元の3つ目を鳴かれてわざと山を崩すなど悪質なものは出禁もあり得る。決してしてはいけない。
【禁止事項】
・打牌の強打、ツモ牌の強打
牌や卓にキズが入ってしまう。麻雀卓と牌は店の備品。大事に扱おう。
・伏せ牌(リーチ後も含む)
これは牌を伏せた人が、再度手牌を起こす行為があまりよろしくない。他家が打牌完了したタイミングで手牌を起こすと、「ロンされた」と思わせてしまう。
・進行中の局に関する会話や発言
「失敗した」「これは切れない」などの発言。発言内容の真偽に関係なく言ってはいけない。
・鼻歌、口笛、舌打ち
やられた側は少なくともいい思いはしない。こういう行為は社会でも卓上でもNG。
・ゲーム中の卓の見学や助言など
見学は手牌を見られたくない人もいる。助言はフェアプレーの精神に反する。
【お願い】
・自分の前の牌山は少し前に出してください
対面の人がツモ牌を取りやすいように。
・リンシャン牌は降ろしてください
手が当たってリンシャン牌が見えてしまうと、狙って嶺上開花を出すことが出来てしまう。
・捨て牌は6枚切りにしてください
・点棒のやりとりは丁寧に行ってください
・牌遊び等の牌音を立てる行為はお控えください
・手牌を開けるときは、わかりやすく理牌して両手で倒牌してください
・喫煙される際は、置きタバコ等で他のお客様に煙がかからないようにご配慮ください。
※禁煙店は所定の場所で喫煙してください。
・ご遊戯終了の際はラスハンコールをお願いしております。できるだけゲーム開始時にお願いします
麻雀中に急用が入った場合、たとえオーラスでもラスハンコールを言った方が良い。何も言わずに席を立つと卓の状況次第で他のお客さんを待たせることになるので店側が困ってしまう。
・こし、見せ牌などのチェック牌はありませんが、悪用しないようにお願いします
「こし」とは上家の打牌に鳴くか考えて手を止める行為のこと。
・点数計算が苦手な方は、その旨を他のお客様にお伝えください
・麻雀を打ちながらの長電話やメールはお控えください
電話に出る場合、代走を頼みましょう。その際に「長くなります」と一言伝えるとGOOD。
・卓に肘をついたり、立て膝を組むことはおやめください

以上がマーチャオでのマナーに関する項目だ。この他にもフリー雀荘には「暗黙のマナー」が存在する。暗黙のマナーとはどのようなものか、次の見出しで解説していこう。
暗黙のマナー
・お客さん同士で直接マナーの注意をしない(重要)
雀荘の対人トラブルの9割はこれ。マナーが気になるお客さんが居ても絶対に直接言わずにスタッフに伝えよう。
・咳やくしゃみを手で押さえた場合、おしぼりで手を拭く(重要)
間違ってもその手でツモ牌に触ったりしないように!最悪の場合、ウイルス蔓延で店が閉まります。
・点棒や祝儀の支払いの際に、牌山が上がってくる所に置かない
エレベーターに点棒などが挟まってしまうと卓トラブルでゲームが止まってしまう。親ボタンを押して牌山を上げる際は、「終了した局の牌が全て卓内に入り、点棒などが卓内に入らないか確認して牌を上げる」
・他家が打牌したタイミングで手牌を揃えたり、山を前に出さない
「ロンされた」と思わせてしまう。
・河に牌がついたら手牌に戻してはいけない
リーチ後のアガリ牌でも原則戻せません。
・リーチ中でも裏ドラをみてはいけない
裏ドラを見る際に山が崩れたり、他家に裏ドラが見えてしまうことがあるのでアガってから見ましょう。

この他にも様々なマナーがあるが、省略する。マナーというものは雀荘によっても千差万別だ。あるフリー雀荘ではOKだった行為が、他の店ではNGなんてこともある。実際に1度フリー雀荘に足を運んでみてほしい。
まとめ
フリー雀荘のマナーは細かいものまで含めるとかなり多いので、初めて行って全部覚えることはまず出来ない。なので店員さんに「フリー初めてです」と一言伝えよう。基本的に店員さんは優しいので、教えてくれる。知らなくて間違えてしまうのは何も決して恥ずかしいことではないのだ。
という訳で、ここまでお読みいただきありがとうございました!皆様に良いフリー麻雀ライフを!
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