
こんにちは、あざらっしゅです!
本日は水道橋にある三人打ち雀荘・エンドルフィンに行った話です!
皆様「エンドルフィン」ってご存知ですか?エンドルフィンとは脳内麻薬の1つで、ざっくり説明すると、分泌されたら楽しくなるよーって感じのヤツです!!
エンドルフィンは日本で初めての「五等サンマ専門店」のフリー雀荘となってます!なので、五等サンマフリーデビューの方に特にオススメの雀荘ですよ!
この記事はこんな方にオススメです
- 五等サンマって何?
- お気持ちはどれくらい必要?
という訳でそんな脳内麻薬の名前を冠した雀荘エンドルフィンに行きます。レッツゴー🧠(*’ω’*)
お話の前に簡単に自己紹介をします。私は19歳からマーチャオでスタッフとして2年半勤めて、その後は都内ピン東風の店で1年半の間メンバーとして勤めていました。本走成績はマーチャオが5000ゲーム平均順位2.40、ピン東風が5000ゲーム平均順位2.45でした。
エンドルフィンへ行こう!

水道橋駅の東口改札を出て左手へ行く。
すぐ近くのゾーン30の通路に入っていくと…

ありました!(上の看板)
こちらからは入れないので裏手に回ります

エンドルフィンへIN
店に入ると・・・
「あざらしさんいらっしゃいませー!!!」
原文ママ。マジであざらしさんって言われたw
パーマの似合う彼がこの店のオーナー・フリンジパパさん。皆からは「パパ」と呼ばれ親しまれている。
彼とは何回か一緒にセットをしたことがある。四人回しのサンマセットをした時に、私が抜け番で彼の麻雀を後ろ見した(セットだからね(‘ω’))
とにかく変なことをしない。当たり前の牌をしっかり切ってくる。それを勝っていても負けていても10時間、20時間と続けられるタフガイだ。強い。
いつものようにホブラ(ホットブラック)を頼むと、先に来ていた新規のお客さんと一緒にルール説明が始まった。
【ルール表】
エンドルフィンは「五等サンマ」という変則ルールのお店です。以下五等サンマ初めての人向け
- 35000点持ち、華牌あり、北抜き、完全順位戦の条件付き東南戦サンマ(東三局終了時、トップ目が40000点未満で南入 南場はサドンデス)
- 喰いタン、後付け、ピンヅモあり
- 符計算あり。ツモ損ありで1000点加符(例:1300/2600 は切り上げ2000/3000の 1000点加符で 3000/4000)
- チートイツのみ30符2ハン扱い
- 一本場2000点(ロン2000点増し、ツモ1000点増し)
- 流局時、ノーテン罰符は場に4000点
- 途中流局なし
- ノーテンでも親連荘(オーラスでも流局止め不可)
- 親のオーラスアガリ止めは可能。トップ目での続行も可能
- ドラ表は常に2枚めくりで、ドラ隣まで取り切り
- 配牌は目の前の山の両サイド3トンずつを取る(ぶっこ抜き方式)
- 親の人の山の右端2枚がドラ表示になる(リンシャン牌は12枚)
- 白ポッチはリーチ後永久オールマイティ(祝儀は一発ツモ時のみ)
- 2件目までオープンリーチ可能(待ちのみ。2000点供託。手詰まり放銃は数え役満扱い)
- ダブロンあり。本場は両方につき、親のアガリが発生している場合、親の連荘
- ツモ番のないリーチは不可
- リーチ後の見逃し、フリテンツモ可能
- 大明槓、役満のパオなし
- 三倍満は11ハン以上、数え役満は13ハン以上
- アガリ時、役申告の際は指を折って数えることを推奨
- 純粋な役満の複合のみダブル役満が成立(点棒、祝儀も倍)
- 5p5sに赤金が1枚ずつ(5は黒黒赤金)
- 北は抜きドラ+祝儀対象牌(国士無双、四喜和のみ手牌での使用可能。その場合祝儀は付かない)
- 四北は8ハン扱い(祝儀は4枚のまま)
- 華牌はドラではなく、特殊効果牌
- 春:抜いた華牌の数の枚数分、祝儀がもらえる(例:春と夏を抜くとその瞬間に2枚オール。その後に追加で華牌を抜いてもその都度祝儀が発生)
- 夏:打点ワンランクアップ(例:ハネマンは倍満。役満は五倍満。満貫未満は1ハン増し)
- 秋:赤金がダブドラ(祝儀はそのまま)
- 冬:アガリ時アリス(現物牌1枚につき祝儀2枚、鳴いてる場合は1枚)
- ドラ表示牌が華牌の場合、アガった人が華牌の効果発動(ただし、冬のアリスをめくった所に華牌があってもその効果は得られない)
- 例:春を抜いていてドラ表示牌に夏があった場合、アガリ時に祝儀1枚追加+夏で打点ワンランクアップ
- 北、華牌を河に切ることは不可(間違えて切っても戻して抜いて続行)
- 5回目のカンは不可
- ツモ牌が残り1枚の状態のカンはツモらずに流局
- チョンボは5枚オール払い。点棒は移動しない
- 誤ロン、誤ツモは手牌を倒してしまうとチョンボ。発声のみの場合アガリ放棄
- ノーテンリーチ、オープンリーチの晒し間違いは流局時チョンボ
- 多牌、晒し間違いはアガリ放棄
- 少牌は6巡目までならノーペナルティで補充可能
- 華牌、北の補充し忘れはツモ番時にいつでも解消可能
- ゲーム代300G トップ賞600G
- 完全順位戦で精算は、4500-0-▲4500固定
- 2着クビありの場合ゲーム代トップ払い。クビ無しの場合ゲーム代2着払い
- 祝儀関係
- 祝儀は1枚300G。一発、赤、裏、北に祝儀1枚 金に祝儀2枚 ポッチ一発ツモに祝儀3枚(必ず一発と複合するので4枚から)
- 三倍満に祝儀3枚オール(ロンアガリでもオール)
- 数え役満・本役満はロンアガリ10枚、ツモアガリ5枚オール
- 8万点オーバーで祝儀3枚オール(以降1万点オーバーごとに+1枚オール)
- トビ賞祝儀3枚
- サイコロチャンス
- 四北、四華(ドラ表示ではなく4枚全て抜いている状態)、本役満、白ポッチ一発ツモ、門前オールスターでサイコロ1回。
- サイコロを2個振って出た目の枚数分祝儀がもらえる(ロンアガリでも全員から)
- 複合あり。ゾロ目はサイコロ連荘。
- 特殊役
- 小車輪6ハン(メンホンチートイ)
- 三連刻、三風2ハン
- チャンタ、純チャンそれぞれ4ハン、6ハン(食い下がりそれぞれ2ハン、4ハン)
- 4枚使いチートイツは4枚使いの数だけ4ハン増し
- 例:2種類の牌を4枚使いしたチートイツは2+4+4で10ハンから
- 特殊役満
- 大車輪(メンチンチートイ)
- 人和
- 四連刻
- マンズホンイツ
- リーのみロンアガリ(抜きドラ、ドラ表に華牌も無し)
- 流し役満(鳴いたり鳴かれたりした場合不成立)
【本家五等サンマ経験者向けルール表】
- 条件付き東南戦40000未満で南入
- 完全順位戦で精算は、4500-0-▲4500固定
- 2着クビありの場合ゲーム代トップ払い。クビ無しの場合ゲーム代2着払い
- 祝儀1枚300G(0.3相当)
- 春:抜いた華牌の数の枚数分、祝儀がもらえる(例:春と夏を抜くとその瞬間に2枚オール。その後に追加で華牌を抜いてもその都度祝儀が発生)
- 冬:アガリ時アリス(現物牌1枚につき祝儀2枚、鳴いてる場合は1枚)
- リーのみ本役満
- 焼き鳥なし
- ハコ下飛び越しなし
- ぐるぐるチャンス及びビンゴなし
- 連勝祝儀なし
- 数え役満は14ハン以上も一律ロン10枚ツモ5枚オール
- 四北四華はアガれば店から30000G
あとは本家五等サンマとだいたい一緒です。
お気持ち
エンドルフィンは0.3の五等サンマです。
0.3ですが普通のピンのサンマよりも動きます。祝儀が300Gに加えてサイコロチャンスなどで祝儀10枚のアガリとかが頻発するので、トップ1回で20000Gを超えることもザラにあります。
なので最低50000Gくらい持って行くことを推奨します。
闘牌開始!
東一局 南家
エンドルフィンの配牌は「ぶっこ抜き方式」を採用している。
ぶっこ抜き方式とは、
- 自山の両端3トンずつ12枚を取る(配牌でない設定)
- 12枚取ったら、親の人は自山の右端2枚をドラ表としてめくる
- 親の上家の山から親は2枚、南家西家は1枚ずつ取ってゲームスタート
南家スタート、ドラは3sと8p。配牌を開けてみると華牌の「春」が1枚。

「春の1枚です!」
ツモ番になり、同卓者から祝儀1枚を貰う。「春」の効果は抜いた華牌の枚数オール。抜いた瞬間に祝儀が発生するので忘れずに申告しよう。
中から切り出すとこれを親がポン。その後は皆なかなか手が進まず終盤になって私がこんなテンパイ

東を切るか、9sを切ればテンパイ。東は対面が1枚切っていて、6-9sは対面が6s9sともに1枚ずつ切っている。アガリを目指すなら東を切って6-9sに受けるのが定石だ。
だが、親が仕掛けてピンズのホンイツ模様。しかも夏冬北北抜きだ。夏は打点ワンランクアップ。冬はアリス。北2枚抜きを考えると打点は倍満くらいありそうだ。
9sは比較的通りそうで白ポッチはまだ見えていない。さて、どうするか────

「(最初だし運試しするか!)リーチ!!」
東を切ってリーチを掛けた。基本は自分のアガリを目指すゲームに変わりはない。なら一番アガリやすい6-9sに受けるべきだろう。
「ロン」
しかし、これが親に当たってしまう。開けられた手は

発、中、ホンイツ、ドラドラ、北北。倍満は夏で三倍満。36000点の放銃でラスト!
この世の終わり😇冬のアリスは無かったので祝儀は、北北(2枚)三倍満(3枚)トビ(3枚)ラス(15枚)で
2+3+3+15=23枚
1枚300Gなので1局で-6900G。五等サンマで運試しリーチをしてはいけない(゜_゜)
続く2ゲーム目、私の起家スタートだが対面さんに早いリーチをかけられてしまい、何も出来ないまま対面さんの独走を許してしまう。
オーラス対面さん70000点持ちで、私が満貫の4枚をツモって2着浮上。80000点オーバーに祝儀3枚が付くので、この状況で対面さんのアガリを潰すのは価値が大きい!
2着だがクビ(40000点)ないためゲーム代を払う。開始から20分で2ゲーム打てる。めちゃくちゃ回転が早い。サクサク。
脳汁ドバドバサイコロチャンス到来
3ゲーム目の東発に事件が起きる。
中盤になってから上家さんが毎巡小考を挟む。中張牌を何枚か手出しした後に
「リーチです」
何の変哲もないリーチ発声だが、この時の私は(言語化できないが)なんとなく嫌な予感がした。そしてその予感はだいたい的中してしまう。
「ツモです!」

「メンタンツモ、赤赤金金、秋秋秋秋、北北、裏裏、 えーと・・・」(秋で赤金ダブドラ)
「数え役満の、15枚から!」
なんと15枚のアガリ!それに加えてオールスターなのでサイコロチャンス発動!
「20枚です!」
賽の目は5で15+5で20枚オール。ぐああああああああ
闘牌終了!
えー、本日の結果は-107400Gとなりました。
新規で来たお客さんには5勝するとゲーム代キャッシュバックキャンペーンをやっていました。1日目は2000Gバック、2日目3000G、3日目5000G。デカい。
私は30ゲームくらい打って5勝できませんでした!!がびーんですよホント
ツイてないのもあったかもしれないですが、普通のサンマとは手組みがかなり違ってくるなって印象でした。最初らへんそこに上手くアジャスト出来なくてつまずいたからこの敗北はある意味必然かもしれません。
普通のサンマは基本的に「速度>打点」であることが殆どですが、エンドルフィンの五等サンマは三倍満以上のアガリに祝儀がつく。これが非常に大きい。
なので、三倍満を作るためにホンイツ、チンイツや4枚使いチートイツ(6ハン)を多少無理してでも作りにいく。そういった戦略が大事かもしれません。
無理した結果、5回に4回は他家に3枚オールをツモられてしまうかもしれない。でも1回自分が10枚オールを引けばお釣りがくる計算だ。
まとめると、三倍満が狙えない時は「速度>打点」で、狙える時は「打点>速度」になる

「どこまで三倍満を狙いにいくか」が大事!
シャキシャキもやし炒め!
エンドルフィンの名物料理は、みんな大好きパパの手作りもやし炒め(写真なくてゴメン!)
5ゲーム打つと無料、10ゲーム打つと定食無料(白米とみそ汁)
濃い味付けに豚肉がいいアクセントになっている。米にすごく合う。麻雀が終わったら是非白米と一緒に食べてほしい。
それでは今日はこの辺で!ここまでお読みいただきありがとうございました😊
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